卒業生の言葉 2022年度卒業生

Y.Fさん　電気通信大学　情報理工学域 進学

純心は中学生から高校生まで一貫して探究学習が多い学校です。中学生のうちに図書館学習が始まり参考文献について学びました。中３の時の社会の授業の「時事問題スピーチ」で、私は人工知能について調べて発表しました。昔からパソコンやプログラミングに興味がありましたが、このスピーチを通じて人工知能についての知識が増え、情報工学を大学で学びたいと思うきっかけになりました。高校ではグループワークで友人たちと議論して発表したり、1人で小論文を書くために学術論文を何本か読んだりしました。この経験が、自分の知識や視野を広げたのはもちろん、これから大学で学ぶことにも役立つと思います。
　私は部活はバトン部、委員会は放送委員会に所属していました。純心は部活や委員会も中高一貫です。中学生の多感な時期に同級生とぶつかりながら、先輩の背中を見てたくさんのことを学びました。高校生の時に先輩として動くときに、自分が後輩の時に思ったことを踏まえて、「もっといいものをつくろう」という意欲になりましたし、周りをみて自分に何ができるか考えられるようになりました。また、これらの活動での経験から得た気づきが大学で学びたい研究テーマに繋がったのは、私が全力で取り組んできからこそ得られたのではないのかと思っています。
　純心の先生方は本当にあたたかくて、私たちに全力で向き合ってくださいます。そういう先生方がいるからこそ、いろんな考えやバックグラウンドをもつ生徒がいてもみんながみんなのびのびと学校生活を送ることができているのだと思います。皆さんも、純心で楽しく充実した時間を過ごすことができることをお祈りいたします。