卒業生の言葉 2022年度卒業生

C.Sさん　早稲田大学　スポーツ科学部 進学

　私は、高校2年生の中頃まで、社会学部を志望していました。それは、中学3年生の総合学習でジェンダーに関する社会問題について学んだためです。しかし、中高でソフトボール部の活動をする中での自分自身の怪我の経験から、アスレティックトレーナーという仕事に興味を持ちました。それをきっかけに、スポーツ科学を学びたいと思うようになりました。スポーツ科学部に関する情報を調べる中で、社会学部とスポーツ科学部という二つの進路の選択に悩むようになりました。周りが進路を決め始めている時期に自分の進路に悩み始めたことに対する大きな焦りがありました。
　そんな私が自分のペースで進路を考えることができたのは、純心に通っていたおかげだと思います。話を聞いてくれた友人や先生が私の現状を踏まえて、的確かつ前向きなアドバイスをしてくれたことで、自分の進路を考える道筋を見つけ出せました。先生方が進路をじっくりと考えることの大切さを教えてくださったことで、自分の気持ちと向き合うことが出来ました。また、様々な進路の中から別々の道を選び取った友人や、進路について熟考している友人の存在は私にとって支えとなっていました。自分が納得のいく選択をできたことで、この受験期を乗り切ることが出来たと感じています。
　 個性豊かな純心生と過ごした6年間があったからこそ、自分自身としっかり向き合うことができたと思います。みなさんにも、ぜひこの純心という場所で自分のやりたいことを見つけてほしいです。