2022年度特進ターム留学体験記
N・Iさん
ターム留学の9週間はとても充実した生活でたくさんのことがありましたが、私がオーストラリアの学校で驚いたこと、楽しかった授業についてお伝えしたいと思います。
私がオーストラリアの学校で驚いたのは授業で紙の教科書を使わなかったことです。南オーストラリア州では教科書、問題集をデジタル化していてすべてがパソコンで表示できるようになっていました。
宿題の提出もほとんどがパソコン上でされるため、その提出の仕方などに慣れるまでは時間がかかりましたが、とても便利でした。その反面で一日中パソコンを開いているので電池の減る速さがとても速く、どうやってパソコンの作業を最低限に済ませるかを毎日考えていました。
次にオーストラリアの学校での授業についてお伝えします。私が受けた授業の中には、日本ではないものが2つありました。1つは似ている授業が純心にもあります。もう1つは純心にありません。
1つはデジタルテクノロジーという授業です。この授業は中学でいう技術、高校でいう情報の授業に似ています。パソコンでプログラミングを様々なサイトを使い勉強する授業でした。簡単な絵を描くプログラムを作ったり、計算のプログラムを作ったりしました。
2つ目はドラマの授業です。この授業は純心にはありません。この授業では登場人物の特徴をまとめたり、その人物を登場させる内容の台本を書き、それを自ら演じたりしました。他のグループの演技の内容を理解するので精一杯でしたが、とても楽しい授業でした。
純心の労作のような授業や、機械工学など大学でやりそうな内容の授業もありました。海外の学校に通うことは、最初はとても大変で日本が恋しくなるくらいでした。しかし、最後は日本に帰りたくないと思うほど、アデレードでの生活を楽しめていました。この留学は英語を学ぶ機会があるだけでなく、自分自身を見つめ直すとても良い機会になりました。