ピックアップ純心

FYM中学高校

トリスタンさんの1日!パート1

オーストリアから奉仕・研究活動のために来日した大学生、トリスタン・ダハさん。先週より、毎週木曜に純心生との交流活動が行われています。1月25日の1日を取材しました。

まずは中学2年生の授業に参加しました。平和を題材にした教科書の英文の感想をトリスタンさんに聞いてもらいました。トリスタンさんの話す英語に生徒たちは真剣に耳を傾け、1語でも自分の知っている単語を聞き取ろうとしていました。トリスタンさんに英語で質問し、それが通じると生徒たちは大きな達成感を得たようで、その返答を懸命に聞いていました。

昼食は高校生と一緒にとりました。トリスタンさんはとても上手に箸を使っていました。

FYM「トリスタンと平和について考えよう」の第1回目。トリスタンさんと高校2年生5名にNPO「ホロコースト教育資料センター」のインターン大学生が加わり、「命をめぐる対話」と題したワークショップを行いました。

最初にみんなで英語で自己紹介。「好きなものはチョコレート」から「世界大戦に関心がある」「平和について考えたい」まで、楽しく、かつ真剣な生徒たちの発言で、一気に良い雰囲気ができあがりました。

そしてスタッフの方のリードによりナチスの優生思想を取り上げた記事を読んで「問いづくり」。同じ過ちを犯さないためには、何歳からどのように教育をすればよいのか、について「対話」しました。笑ったり、考えたり、伝えたり、の内容の濃い90分があっという間に過ぎました。

この日の1日についてトリスタンさんに聞いてみると、晴れやかな笑顔で「楽しかった」と日本語で答えてくれました。

次回の来校日も生徒は楽しみにしています!

授業に参加する前の打ち合わせ。
中学2年の授業の様子。英語のやり取りに緊張しながらも、生徒は自分の英語で伝えようとしています。
FYMの活動の様子。
意見交換をしています。