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中3学年活動 八王子空襲のお話

7月19日、中学3年生の学年活動では、八王子大空襲の語り部である村野圭市様をお招きし、当時のお話をうかがいました。

初めに、村野様が語り部としてご出演なさっているDVD『「八王子空襲~5人の証言~」第124回 多摩探検隊』を鑑賞し、空襲の規模や範囲などについて、理解を深めました。
1945 年 8 月 2 日、なじみ深い八王子の町に降り注いだ、66 万個の焼夷弾の雨。
逃げる途中に見た3名の遺体や、左の頸部に大怪我を負った母の血を浴びた2歳の弟の思い出など…。
「生きた言葉」の一つひとつが、胸に突き刺さります。
「少しでも戦争のにおいがしたら、『嫌だ』、という意思表示をする。それが平和を守るためにできること。だからこそ、常に国内外の出来事に目を向け、耳を澄ませ、その「におい」を感じ取らなければなりません」
実体験をもとに語られる言葉が、生徒たちに「平和」を考えるヒントを与えてくださりました。
 

最後に、お礼の気持ちをこめて、「花の街」を歌いました。