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教科紹介!「高3国語 -授業風景-」

各教科の授業をご紹介します!
本日は「国語」!高3の授業の様子です。

新貨幣が発行されて間もない今、高3は岩井克人「ホンモノのおカネのつくり方」という論説文を学習中です。共通テストで新傾向が課されて、日々奮闘している高3が、少しでも楽しみながら、主体的な学びを通して、力をつけていけるよう、国語科は創意工夫を凝らした授業展開を行っています。 

——ここで、同じ江戸時代に大阪で両替屋を営んでいた天王寺屋や鴻池屋に登場してもらおう——

筆者はホンモノのお金をつくる極意を考察する上で、天王寺屋と鴻池屋の発行した「預かり手形」を例に挙げて論を展開しています。キーワードを把握するために、「天王寺屋・鴻池屋」になりきって、自己紹介のシートを記入しました。

次に共通テスト対策を兼ねて、会話文にキーワードを補充し、単なる紙きれが、ホンモノのおカネになっていく過程を読み取っていきます。黒板で答え合わせをしたら、続いて続いて5分程度でグループ討議し、筆者がこのように述べる理由と表現効果について記述問題に取り組み、それぞれ役になり切って発表です。  

答え合わせ
役になりきって読み合わせ

18歳でクレジットカードが作れるこの時代、授業を通して生徒たちは、おカネの本質をしっかり理解することができたようです。