ピックアップ純心

行事高校

高2長崎研修(平和学習編)

5月7日~10日に高校2年生は長崎研修に出かけました。生徒たちは昨年度から班ごとに「平和」についての研究テーマを決めて学びを深めており、長崎研修はその探究活動の実地研修でもありました。

1日目は、長崎に到着してすぐに原爆資料館を見学しました。その後、平和ガイドさんの案内で原爆遺構をめぐる「平和さるく」に参加したあと、浦上天主堂に全員で集い、平和のために祈りました。また、純心聖母会本部を訪れ、東京純心の創立者シスター江角ヤスのお墓まいりをすることもできました。

2日目は、姉妹校の純心女子高校との交流会でスタートしました。原爆で214名の生徒、教職員を失った長崎純心。同じ高校2年生でも長崎と東京では、それぞれ感じ方や視点が異なり、大変有意義な時間となりました。グループに分かれて交流を行い、初めは学校生活や地域の違いなど楽しく話す場面もありましたが、原爆について、平和について、まじめに率直に議論を交わしました。その後、原爆資料館にて8歳のときに被爆された山川さんのお話をお聞きし、リアルな「原爆」の歴史をそれぞれがしっかりと受け止めました。

平和や原爆と重い内容の2日間で疲れを見せつつも、真剣に歴史と未来に向き合おうとする生徒たちの姿が印象的でした。

平和さるくで永井隆博士の記念館を見学
長崎純心との交流会
被爆者・山川さんのお話をうかがう
おまけ。
滞在したホテルから、大村湾にのぼる朝日。