FYM・学び方等報告・発表会
3/14は「FYM・学び方等報告・発表会」でした。
FYMとは、純心独自の教育プログラムとして今年度からスタートした活動です。数ある充実した放課後活動のうち「体験活動系」の団体が工夫をこらした報告・発表・展示を行いました。自分が「やりたい!」と思ったものに取り組んでいるため、とても気持ちの入った、生き生きとした報告・発表となりました。
生徒たちにとっても、友人や先輩・後輩が放課後の時間をどのように活動してきたか知ることができ、来年度のFYMで自分は何をしようかなと考えている生徒もいました。
「学び方」も純心独自の探究活動の時間です。
この日の発表では、中1「今、この女性が知りたい!」中2「NPO発足隊」中3「卒業研究」のグループ発表・代表者発表が行われました。
中1は1年間かけて伝記を読み、調べてきた女性になりきって発表を行います。クラスの代表者が4名選ばれ、堂々とした様子で話しました。代表者がなりきっていた女性は、ハンセン病医師の神谷美恵子さん、同時通訳者の鳥飼玖美子さんなどがいました。
中2は夏休みにNPO団体にインタビューに行ったことを活かして、自分たちで社会に必要なNPO団体を考えました。グループで発表を行い、発表を聞いた人は仮想通貨で団体に対して模擬募金を行いました。聞いてる高校生からは予想もしていなかった鋭い質問が飛び、発表者のその場の対応力が試されました。多くお金が集まった団体の理事長(代表者)が最後に表彰を受けました。
中3は自分で自由にテーマを選択し、問いを立て、卒業研究を行いました。普段自分が疑問に思っていることや、最近身の回りで気になる社会課題についてなど、生徒が選んだテーマは多岐にわたります。
この日発表した代表者のうち、最優秀賞を受けた生徒の問いは「若者の政治への関心を高めるにはどうすればいいのか」でした。発表のなかではドイツの政治教育に触れ、日本に導入できそうな仕組みなど具体的な提案を混ぜながらこれからの日本の政治教育について話しました。
発表者の皆さん、素晴らしい報告・発表・展示をありがとうございました!
来年度も「真剣に楽しく!」活動していきましょう。