各教科の取り組み

英語の純心

「英語力を伸ばしたい」をとことん支援する自主自学システム

「eラーニング教材を活用した自宅での先行学習」「スタンプラリー方式の英単語・基本文例マラソン」「学年の枠を取り払って行われる英単語・文法のコンクール」などの取り組みで、「英語力を伸ばしたい」という生徒の学習意欲をとことん支援します。

大学入試に向けた取り組み

語彙力・文法力の徹底的な強化に加えて、リスニング力・速読力を身につける音声トレーニング、国公立過去問題の英作文個別指導、英検準1級取得へのアドバイスなど、共通テスト・難関大レベルに対応できる英語力を身につけます。

探究の純心

生涯にわたって学び続ける基盤を育てる

中学1年から総合学習「学び方」の授業を設置し、「図書館の使い方」「情報源の種類と特性」「データベースの使い方」「情報の鮮度」「統計データの読み方」「疑問の抽出」「検証のための情報検索と読み取り」「情報整理」「根拠を示して説明」「女性研究」と体系的な学びの中で生涯にわたって学び続けるスキルを育てます。高校から入学の生徒にも春期講習時に「プレ探究」を実施。こうした取り組みは教育機関でも高く評価されています。

いのちと向き合う純心

「出会う」「学ぶ」「行動する」平和教育

中学では「アンネの日記」、マザーテレサ研究、NPO訪問、八王子空襲講話などによる平和の意味を学ぶことから始め、高校ではホロコースト、SDGs、生命倫理に関する探究学習で学びを深めます。姉妹校への長崎研修、世界で活躍するNGOなどから平和構築実践のレクチャーを体験し、生徒たちは社会の中で活動していきます。校内で作物を育てる労作の授業を通して、いのちを理解することも特色のひとつです。

国語

中学

学習の基盤となる語彙力を鍛えるため週1回の漢字・文法の小テスト。物事を考えて表現し、様々な課題を解決するための力を総合的に養う「クリティカルシンキング」の授業。「読む力」「聴く力」「書く力」「話す力」を磨いて、情報収集や論理的思考力、問題解決能力、コミュニケーション力を身につけます。

高校

中学までに得た知識と経験を基盤として、より抽象的で複雑な思考に挑み、論理的思考力や問題解決力、コミュニケーション力を身につけます。新書を読んで、「新書ノート」を記録する、さまざまな社会問題について調べ・議論し・発表するなど、これらの取り組みで積極的に考察し、主体的に物事を考える姿勢を養います。

数学

中学

基礎力の強化が目標です。Eラーニングを活用しての自学自習、週1回の確認テスト、毎日の朝礼前の計算ドリル。自主的に課題に取り組む習慣をつけていきます。グループワークによる課題解決力強化、答案作成力育成のための定期試験の途中式記述、生徒の意欲を引き出す計算力コンクールや数学検定など、多くの取り組みをしています。

高校

自力で考え、自力で問題解決することが目標です。教員と考え方の道筋を確認しながら進めるきめ細かい指導。1人1台の端末を用いてのグラフ描画、データ分析などの授業。高校3年生からの大学入試に直結する授業と少人数制授業のメリットを生かした取り組みをしています。

理科

中学

本校ならではの豊かな自然環境を生かした観察の機会を設け、理科への興味・関心を引き出します。中1では多摩動物公園での講義、中2で明治大学理工学部応用化学科の先生による放射線の講義、中3でプラネタリウム学習などなど校外学習も多く取り入れています。高大連携を結んだ東京薬科大とのエネルギーと環境問題の授業なども生徒の関心を高めています。

高校

科学的視点や論理的な思考力を育みながら大学入試に対応できる総合力を身につけます。高1では進路選択や大学受験を念頭に置き、現代社会で求められている科学の基礎的な素養や探求の手法を身に付けていきます。高2では理系を対象に東京薬科大学の生命科学部にて希望のテーマに分かれて研究体験を実地しています。高3では進路希望に沿った演習を実地することにより大学受験に必要とされる学力の向上を図っています。

社会

中学

中1地理では「時事問題プリント」を配布。新聞の検索システムを活用して、社会とのつながりを意識します。中2では「歴史上の人物がパーソナリティーのDJ番組」の製作や「歴史カルタ」の作成などを通じて多様な側面から歴史を捉えて表現します。中3公民では探究学習の集大成として「時事問題スピーチ」に取り組み意見を発信します。

高校

高1では、SDGs研究発表スクラップ&スピーチなどにより現代社会の分析や問題提起をします。高2日本史・世界史では、オリジナルテキストや動画を活用した授業、模擬試験対策などにより大学受験に対応する力をつけます。高3では入試問題、少人数演習授業、夏期講習、共通テスト直前講習などで志望する大学合格ラインへのレベルアップを目指します。

保健体育

中学

判断力等の向上に取り組んでいます。また周囲との興味・関心の行き違いや個人の理解度を高めるためにチームで協力して問題を回答したり、個人で問題を作って繰り返し練習したりできるアプリ等を活用しています。

高校

毎時間の授業の準備運動で筋力トレーニングを継続的に行い、あらゆる活動に粘り強くあきらめないで継続する気持ちが自然と身に付いています。東京純心の恵まれた自然環境を生かした授業「校内オリエンテーリング」、ユニバーサルホッケーやアルティメットなどを取り入れ、撮影した動画をもとに攻撃方法を考える授業など自分たちで創意工夫が出来る授業に取り組んでいます。

音楽

中学

2月に行われる合唱コンクールに向けて、秋から練習を重ねます。生徒たちが授業計画をたて、自分たちでどのように習得していくかを考える過程で、たくさんのことを学び、成長していきます。

高校

音楽1 ハンドベル演奏に挑戦します。練習の中で、それぞれの役割、一人ひとりの存在の大きさを自然と感じるようになります。クリスマスの時期にはクラスで1曲を仕上げ、校内外で発表します。

専門音楽 音楽系大学や保健・教育系大学への進学を希望する生徒のために、高2から「専門音楽」と言う授業を設置しています。受験に必要な実技を中心に少人数、個人レッスン形式での授業を行います。

美術

中学

中2ではフェナキストスコープで動画の原理を体験。自分のスマートフォンでコマ撮り撮影をします。中3の読書感想画は図書館とのコラボレーション授業です。どうしたら見る人に物語の感動が伝わるかを工夫し、言葉とビジュアルとの表現の違いや特性を作品制作を通して学びます。

高校

専門美術「校内グループ展」では一般の画廊で実施する個展、グループ展を体験します。生徒たちが工夫して魅力的な空間を作り、共同作業の苦労や達成感を体験します。

技術家庭

中学

家庭分野は図書館との連携授業。中2では「幼児絵本」の物語作成。図書館で絵本の物語には構造があることを学びます。中3では加工食品の表示を確認して、そこに含まれる食品添加物の安全性を図書館の資料を使って調べます。

技術分野は問題解決のための手法を学ぶ科目です。ものづくりの考え方や工具の知識を学んだり、プログラミングツールを活用してプログラミングによる制御などを学びます。

高校

「家庭科」では人生を主体的に生きる力、自立する力を養います。衣食住から消費生活や地球環境社会生活を営むためのスキルやライフステージについても学びます。消費者としてのシミュレーションを実施し、国の社会保険制度なども学びます。

情報

高校

必修科目「情報1」では情報モラルや情報デザインコミュニケーションといった情報の役割や社会の情報化が人々の生活に与える影響を学びます。またプログラミングやデータ活用を学び、問題の発見や解決のために必要な計算論的思考の習得を目指します。選択科目「情報演習」では、3DCADと3Dプリンタを活用した製作、画像の加工・処理、動画の制作、プログラミングなど、より発展的な内容を学びます。