卒業生の言葉 2024年度卒業生
M. Sさん 青山学院大学 理工学部 物理科学科 進学
私は高校に入ってから理科に興味を持つようになりました。それまで苦手意識を持っていた理科の勉強でしたが、個性豊かで面白い先生方の授業が楽しくて、以前から感じていた理科に対する苦手意識はいつの間にかなくなっていきました。また、東京純心は高校1年生の時に文理に分かれること無く、様々な科目を勉強します。私は理科が苦手な友だちに分からないところを教える機会がよくありました。いつも分かりやすいと言ってくれて、私の自信につながりました。そして、高校2年生になって文理選択で理系を選択し勉強していく中で、物理の先生があることを教えてくれました。それは「物理はこの世で起きる事象のほとんどを証明できる」ということです。それを聞いて、物理の魅力をより感じました。その時、自分がその面白さを物理の教員として伝えたいと強く思うようになりました。
進学先を考えていく中で、様々な大学のオープンキャンパスに参加しました。青山学院大学では、研究室で具体的にどんなことをしているのかを知ることができる授業があります。物理学と一口に言っても様々な分野があり、この授業で自分が学びを深めたい分野をさらに突き詰めたいと思いました。また、研究室の1つに必要な実験器具を自分で製作するところがありました。ここで自分の学びを深めたいと感じたことや学生さんが研究に熱心なところに魅かれ、志望するきっかけとなりました。
東京純心の先生方は私が分かるまで丁寧に教えてくださいました。それだけでなく、先生方は私たち生徒の相談に親身になって耳を傾け、何気ない話も一緒になって楽しそうに聞いてくれます。私はそのような環境で過ごせたことに感謝しかありません。これから大学で様々なことを学び、経験して、東京純心の先生方のような教員になれるよう精進していきたいです。