建学の精神

聖母マリアのように神様にも人にも喜ばれる、清く、賢く、優しい女性を育てます

東京純心女子中学校・高等学校の創立者であるシスター江角ヤスは、「神様にも人にも喜ばれる女性」を育てたい、との思いから1964年に本学を創立いたしました。

建学の精神の中でうたわれている「聖母マリアのように」とは、どのような生き方のことか、聖書の記述を紐解いてみます。聖母マリアは、周囲に起こる物事や様々な問題について、目を凝らし、じっと耳を傾け、思いをめぐらせ、事実をきちんと把握しようとしています。そして、その事実をもとに、困難な状況の中に置かれている他の人のために、何が必要で、何が自分にはできるのかを判断し、行動に移していきます。

その姿は、複雑化し、簡単には答えを見出しにくい問題を抱えた現代社会が、よりよい未来を創造するために求めている、まさに叡智と真心とを備えた自立した女性の姿と重なります。
本校は、このような聖母マリアの生き方にならい、自らの能力を活かし、他の人のために貢献できる、自立した女性を育てる、という創立者の志を実践している学校です。

江角ヤス

教育目標

東京純心女子中学校・高等学校は、キリスト教精神に基づき、「聖母マリアのように神様にも人にも喜ばれる、清く、賢く、優しい女性」を育てることを建学の精神としています。「叡智・真心・貢献」の三つの教育の柱のもとに、学びを深めていき、卒業時には次のような人間に成長することを願っています。

叡智:誠実に考え、語り、行動できる人
真心:他者の心に寄り添うことができる人
貢献:平和を希求し、未来に貢献できる人